子どもの勉強には、必ずと言ってよいほど宿題がついてきます。
学校や塾の宿題など、毎日何かしらの宿題をしているのではないでしょうか。
長期休みでも学校から宿題は出ますし、塾に通っていれば通常通り宿題が出ます。
このように宿題は年中無休で子どもたちを勉強へと誘います。
そして残念ながら拒否権はありません…
強制的な宿題に多種多様な文句を言う子どもたちですが、そんな宿題に対する不満は誰もが通る道かもしれませんね(笑)
大人になって勉強だけしていれば良かった子ども時代を懐かしむところまでセットです。
さてそんな子どもにとっては厄介者となる宿題ですが、どうせするなら適切に取り組みたいですよね。
めんどくさいからと雑にやってしまうと、せっかくの勉強が時間を浪費するだけの作業になってしまいます。
どうせなら意味のある勉強になるように、今回は宿題をするときにあまり意識しないもったいないポイントをご紹介したいと思います。
宿題をするときに気を付けるポイント。
それはタイトルにもなっていますが、宿題をするタイミングです。
宿題をするタイミングは生徒によって様々です。
- 宿題が出たその日にやってしまう子
- 翌日までには終わらせる子
- 時間が空いたときにコツコツ進める子
- 提出日前日に頑張って終わらせる子
- 提出日に焦ってやる子
いろいろなタイミングがありますが、皆さんはどのタイミングで宿題をしていましたか?
やはり理想はなるべく早く終わらせることでしょうが、実際はそううまくいきませんよね。
特に勉強が苦手な子は提出日前日や当日に終わらせようとする子が多い傾向にあります。
そういう生徒は
「期日までに終わらせたんだから文句ないでしょ」
というスタンスで宿題を持ってくることが多いです。
確かに「やったか」「やってないか」で考えると「やってる」のでそこに関しては文句はありませんが、
その宿題に意味が「あったか」「なかったか」で考えると疑問符が付きます。
宿題は同じやるならやるでも早くやった方が効果を発揮しますよ。
逆に遅くやればやるほど、宿題の効果は薄れていきます。
なぜなら
- 時間がなくて焦って雑に解く
- 問題を飛ばす
- 丸付けができない
- 解き方を忘れている
などなど
勉強の質が落ちる原因はたくさんあるからです。
取り掛かりが遅くなるだけで、余裕を持って取り組んでいる生徒と大きな差ができてしまうのです。
特に解き方を忘れてしまう生徒は要注意です!
そうなると前回の授業すらも意味がないことになってしまいます。
なんとももったいないですね。
しかし意外とこのような生徒は多いんですよ。
しかも勉強が苦手な子に限ってこのようになってしまいます。
宿題をするタイミングを遅くするだけで、学力が変わらないただ無意味な作業を繰り返すだけになります。
勉強嫌いになるのも頷けますね。
そうはならないためにも、宿題が出た翌日や遅くても2~3日以内には終わらせるようにしましょう。
目安は授業の内容を忘れないうちにです!
やるタイミングを変えるだけで、理解度が大きく変わることがありますよ。
スカラフルの塾生で宿題をギリギリにやる生徒は、授業の翌日に自習に来て終わらせるように決めている生徒もいます。
また例えば火曜日に授業があったのなら金曜日までに終わらせるように約束し、宿題を確認するときに内容だけではなくいつやったのかまで聞いている生徒もいます。
ちょっとした時間の使い方を意識して、宿題を早く取り組むことができると時間的余裕も生まれますよ。
そうすると自分のしたいことや新たな学習に割く時間を作ることができます。
まさに一石二鳥でしょう。
宿題はどのように取り組むかも大切ですが、いつ取り組むかも大きな違いを生み出すのです!
ぜひ宿題を「やるか」「やらないか」だけに焦点を置かず、やるならやるで「いつやるか」まで意識して宿題に取り組んでみましょう。
【自由な学びが個性を彩る】
江東区東雲の塾なら、個別指導塾スカラフル!
楽しく勉強して、目標を達成しよう!