勉強が苦手な生徒にとって宿題は嫌なものです。
勉強が得意な生徒でも宿題が好きな子はほとんどいないでしょう(笑)
どんなに頭が良い生徒でも「勉強をしないで済むならしない」と言う子もいます。
つまりは宿題を出さないと家庭学習をしない生徒がほとんどなので、こちらとしても宿題を出さないわけにはいかないのです。
ですが家庭学習をしてもらうことが一番の目的ではなく、授業中に学んだことを復習する機会を作るのが目的です。
授業で1回やったからといって、それだけで完璧にマスターできる子はいませんからね。
もちろん勉強習慣を身につけることが目標の生徒もいますが、そういった生徒には自習に来てもらいます。
さて前置きが長くなってしまいましたが、タイトルの宿題が0%とはどういう意味なのかご説明します。
前述したように宿題は復習のため大切なことなので、授業の始まりで毎回確認をしています。
そして報告書に宿題の達成度を書いています。
報告書についてはこちら!
この宿題の達成度は、単純に宿題をどれだけやってきたかを表しています。
なので全部きちんとやっていれば100%です。
ですが問題は全て解いているのに0%になってしまう生徒がいます。
それは丸付けをしていない生徒です。
勉強を計画的にやらない生徒に多いのですが
「時間がなかったので問題だけ全部解いています」
「丸付けはする時間はありませんでした」
と言ってくることがあります。
宿題をする意味を勘違いしている生徒たちです。
どこを勘違いしているのか?
それは
「解けない問題を解けるようになる」
という目的です。
一言で言えば復習ですが、それは分からない問題・間違った問題を解けるように演習することです。
つまり丸付けをしないということは、その根幹をなす部分を蔑ろにしているということです。
それでは意味が無いので、当然宿題の達成度も0%です。
時間がないのであれば問題だけを解くのではなく、半分問題を解いてそれをきちんと丸付けをした方が評価は高いです。
あくまでも個人的な見解ですが、宿題はそういう風に取り組むように生徒には話しています。
丸付けの重要性についてはこちら!
私が小学生の頃、初めて丸付けを自分でやったときに
「丸付けは1ページごとにやろう!」
「丸付けを後回しにすると忘れてしまうからスグにしよう!」
と書かれていたのを今でも覚えています。
当時は素直だった私は、言われた通りにこまめにすぐ丸付けをしていました。
その時は丸付けの大切さなんて分かりませんでしたが、今となってはその大切さをしみじみと感じます。
スグに丸付けをする
スグに見直しをする
この習慣は今でも役に立っています。
それも勉強以外のことでも役に立っています。
意味も分からず形から入ったことでも、将来役に立つ習慣というものはあります。
ぜひとも生徒のみんなにはそんな「丸付けの習慣」を身につけてほしいです!
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