中学生の生徒が課題の一環として、宇宙の始まりについて調べていました🚀
宇宙についてはまだまだ謎が多く、ロマンがあふれています。
SFが好きな子にとって、一度は調べてみたくなる題材ではないでしょうか?
そこで物理学や天文学は私の専門ではありませんが、昔聞いたこんな話をしてあげました。
高校生のときに聞いた話
私が高校生のとき、放課後にALT(英語を母国語とする外国人の先生)から英語を教えてもらっている期間がありました。
そのとき海外のニュースや興味のある題材についていろいろ話をしたのですが、ALTの先生が大学のころ物理を専攻していたので、SFチックな話も多くしました。
その中の一つに、パラレルワールドは存在するか?という話をした記憶があります。
皆さんはパラレルワールドはあると思いますか?
ないような気がしますが、あったら面白いですよね!
パラレルワールドは存在するか?
パラレルワールドはざっくり言うと、もう一つの世界のことです。
この現実とは別に、もう一つの現実が存在するのか?ということですね。
この答えを出すためには、量子という存在を考えなければなりません。
量子というのはとても小さな物質のことです。
私たちの身の回りの物質は、量子が集まって形作られています。
これを踏まえて考えていきましょう!
量子力学の2つの実験
パラレルワールドの存在を証明するためには、量子力学のある2つの実験を理解しなければなりません。
それは
- シュレーディンガーの猫
- 2重スリットの実験
この2つです。
もしかしたら聞いたことがる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どちらも量子の特徴について実験をしています。
ここでは実験の結果だけをお伝えします。
実験内容が気になった方は、ぜひ調べてみてください!
では結果として導き出されたものは何かというと・・・
「量子の世界における可能性は、全て同時に存在している!」
ということです。
うーん、なかなか想像しにくいことですが、なるべくわかりやすく解説しますね。
大きな世界と小さな世界
私たちの身の回りの話を大きな世界
量子レベルの話を小さな世界と言うことにしましょう。
大きな世界では、結果は一つしかありませんよね。
例えば、コイントスの裏表・サイコロの出目などが想像しやすいかもしれません。
コイントスだと表と裏のどちらかが出ますが、結果はどちらか一つです。
しかし小さな世界でコイントスを行うと、結果は表と裏の両方になるのです!
サイコロならば1から6までが全て同時に出ることになります。
つまり小さな世界での出来事で考えうる可能性は、全て同時に存在してしまうのです!
現実では想像のしにくい現象ですね。
でもこれが実験から得られた事実なのです。
ちなみに大きな世界が小さな世界に干渉すると、小さな世界は大きな世界と同じような動きになってしまいます。
例えば小さな世界でのコイントスの様子を私たちが観察(干渉)してしまうと、結果は表か裏かのどちらかになってしまいます。
これもまた量子の不思議なところです。
宇宙の始まりは・・・
宇宙の始まりには諸説ありますが、ビックバンによる宇宙の誕生は有名ですよね。
ビックバン理論では、物凄く凝縮された物凄いエネルギーが一瞬で膨張することで、宇宙を作ったと言われています。
つまり始まりは物凄く小さな世界から広がっていったんですね。
小さな世界ではどんな可能性も全て存在しているのなら、そんなビックバンを元にしてできた別の世界があってもいいかもしれません。
それも一つだけではなく無限に・・・
ちなみに生徒にこの話をしたところ
「よく分からない・・・」
と言われました😨
うまく説明できなかったかもしれませんが、とりあえずこの世界はまだ謎に満ちているということで納得してくれました(笑)
私も昔ALTに説明してもらった話なので、今はまた何か新しい発見があったかもしれません。
ここでお話したことも何か間違いがあるかもしれないので、「ふーん」程度でご了承ください🙇
今はまだまだ未熟な生徒たちが、いつか宇宙の謎を解明してくれるときを待っておきたいと思います!
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