受験勉強は順調ですか?
この質問に胸を張って「はい!」と答えられる生徒は少ないのではないでしょうか?
受験勉強を始める時期や勉強の仕方で悩んでいるご家庭は非常に多いです。
そこでこの記事では、中学3年生から始める高校受験の勉強方法をお伝えします。
もちろん中学1・2年生の頃から受験を意識して勉強ができると理想的ですが、大半の人がそうではないでしょう。
ですので受験勉強が本格的に始まる中学3年生の1年間を流れに沿ってお話しします。
受験勉強を始めている人もそうではない人も、これを機に自身の受験勉強について改めて見直してみましょう!
それぞれの時期で、勉強に対して意識することも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4月~夏休み前
4月から夏休み前までは、学校行事や部活動でまだまだ忙しい時期です。
受験を少しずつ意識し始めますが、なかなか勉強に手が出ないことでしょう。
だからといって、勉強をないがしろにするわけにはいけません。
スキマ時間を見つけて(作って)、毎日少しでも勉強をするようにしましょう!
3年生の定期試験の結果は、内申点に直結します。
テスト対策を行うとともに、基礎学力を身に付けることが大切です。
- 30分でもいいから、毎日勉強を続ける
- 定期テスト対策で基礎学力を身に付ける
- 内申点アップを意識して、提出物や課題をきっちりとこなす
夏休み中
部活動を引退して、自由な時間が増え始める頃です。
部活も学校もなくなると、気が緩みがちですが・・・
この猫のようにダラダラしてはいけません。
受験生の夏休みは、やることが山積みですよ!
夏休み中に優先して行うことは、中学1・2年で学習した5教科の総復習です。
高校入試問題の約70%は、中学1・2年で学習した内容から出題されると言われています。
時間のある夏休み中に復習を進めることは必須です!
受験対策として模擬試験(Vもぎ)を受けるようにしましょう。
模擬試験を受けることで、受験に対する意識が高まります。
早くから受験モードに切り替えられると、それだけで他の生徒より有利に受験勉強を進めることができます。
- 中学1・2年で学習した内容を総復習する
- Vもぎを受ける
- 余裕があれば、中学3年生の学習していない内容を先取りする
9月~冬休み前
中には夏休み中も部活があり、勉強が思うように進まなかった生徒もいると思います。
まだ勉強のやる気が出ない子もいるかもしれません。
しかし9月以降は、否が応でも受験モードに切り替えなければなりません。
9月から受験までの約半年間で、高校生活の3年間が決まってしまいます。
後悔をしないように必ず行動に移しましょう。
- 平日でも必ず勉強をする
- 内申点に反映されるテストが終わるまでは、テスト対策を忘れない
- 最後の英検・漢検を受ける
- Vもぎを受ける(絶対!)
- 中学1・2年の復習が終わっていない場合は、復習を終わらせる
- 都立受験の過去問・対策問題を解き始める
冬休み~入試
もう受験間近ですね。
過去問演習を中心に行い、受験問題に慣れていきましょう。
本番に近い環境を用意して、受験独特の雰囲気に慣れることも大切です。
受験問題は、正解しなくてはいけない問題と正解しなくてもいい問題を意識しましょう。
志望校合格のために必要な点数を考えると、無理に解く必要がない問題があるかもしれません。
この時期は、無駄な勉強をしている時間はありません。
必要のない勉強は省いて、本当に大切な問題だけに集中しましょう。
- 自分の内申点を踏まえて、合格に必要な点数を把握する
- 正解する問題としなくてもいい問題を明確にする
- 受験問題に慣れる
- 受験の流れや雰囲気に慣れる
- 体調に気を付ける(大事!)
まとめ
中学3年生が意識すべき、高校受験の勉強の始め方と流れをお伝えしました。
しかしまだまだ、疑問な点があるかもしれません。
たしかにこの記事だけでは、受験勉強について伝えられなかったことがたくさんあります。
- 勉強習慣の身に付け方は?
- 中学1・2年の復習の仕方は?
- 教材は何を使うべき?
- 模擬試験はどれを受けるべき?
- 内申点の出し方は?
- 正解する問題としなくてもいい問題は、どうやって判断するの?
などなど
これらの疑問は生徒の現状や志望校によって、答えが変わってしまう場合があります。
個別でのご質問やご相談にも対応しておりますので、気になった方はぜひ一度お問い合わせください。
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