「カレーパンマンをもらいました」
と唐突に話してきた、英語を学習している高校生がいました。
当然こちらは何のことか分かりませんでしたが、確認するとカレーパンマンのスタンプをもらったことが判明(笑)
とはいえまだ意味が分からないので、詳しく話を聞いてみました。
カレーパンマンのスタンプは、授業中に発表をすれば押してくれるそうです。
高校でもこんなスタンプ制度があるのかと思いましたが、誰も答えられない質問に答えると特別に押してくれるとのこと。
つまり通常の発言だと押してくれませんが、他の生徒が誰も分からないとゲットできます。
そして成績に特別な加点をしてくれるので
「もらえると嬉しい」
と笑っていました😀
しかし冒頭のセリフを見て分かるように、少し言葉足らずな会話をしてしまう生徒・・・
あまり自分から話すタイプではありません。
すなわち授業中に発言なんてしないような生徒です。
なので
「発表したのすごいじゃん!」
と言うと
「塾でやったことと同じ質問が来たので答えられました」
と言ってくれました。
高校の授業になると、ましてや私立学校だと予習の形式で授業を進めることが難しくなります。
大学受験に向けてガンガン勉強を進めて大丈夫なら話は別ですが、補習スタイルとなると授業内容を考えなければなりません。
毎授業ごとに学校の進捗具合を確認しながら、塾での学習内容を随時調整していきます。
そして理想である学校の授業の少し先を塾で予習しておく状態を目指します。
しかし公立の中学校とは違い、私立の高校は単元を飛ばしたり戻ったりするので厄介です。
なのでこちらは要点をまとめながら授業内容を予想していきます。
今回のように理想の状態で学校の授業に臨めたことは、私もやっぱり嬉しいですね。
そしてそれが結果に結びつくと、いろいろ考えながら指導していて良かったと思えます。
まさかカレーパンマンのスタンプで喜べる時が来るとは思いもしませんでしたが(笑)
「手を挙げるか悩んだけど、せっかく分かったから答えちゃった」
この生徒はもう3年以上英語の指導をしていますが、中学生の頃なら分かっても発言しなかったように思えます。
高校生となって一皮むけたのか、長年の英語学習で自信が付いたのか・・・
ちょっとした成長を垣間見ることができました。
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