塾の営業時間は、夜10時までとしているところが多いです。
昼過ぎから教室を開けるところが多いので、閉める時間が遅くなるのは多少は仕方がありません。
そもそも平日は放課後にしか子供たちは来ないので、夕方から夜までの時間に教室を開けることになってしまいます。
しかし夜まで塾が開いているからといって、夜遅くまで勉強することはあまりおすすめできない場合があります。
特に中学受験をする小学生は、勉強を夜遅くまで頑張り過ぎて良くない方向に進むこともあるので、注意が必要です。
都内の中学受験まで、あと少しとなりました。
2月1日~3日に多くの受験生が試験を受けることでしょう。
スカラフルにも中学受験を控えている生徒がいますが、皆に伝えていることは、早寝早起きと午前中に勉強をすることです。
なぜこの2つが大切かというと
- 生活リズム
- 本番のパフォーマンス
この2つがあるからです。
まず、生活リズムを考えてみましょう。
小学生にとって夜10時はもう寝る時間です。
遅くても11時までには寝ないと、次の日起きられなくなってしまいます。
そして疲れが抜けないまま翌日を迎えてしまうと、翌日の勉強のパフォーマンスが落ちてしまいます。
これは良くないサイクルです。
そんなときは無理をせずに、もし勉強をする必要がなければ(受験をしなければ)何時に寝ていたのか考えてみましょう!
その時間がその子供にとって理想の寝る時間です。
これを著しく越えてしまうと、勉強だけでなく成長面でも悪影響を及ぼしてしまいます。
受験直線の時期は夜遅くまで最後の追い込みをしたくなるかもしれませんが、無理に睡眠時間を削らないことが大切です。
また、受験は基本的に午前中に行われます。
午後にも試験は実施されますが、夜試験を行うところはありません。
つまり午前中に一番集中できるようにしておく必要があります。
しかしスカラフルの中学受験生にもいますが、なぜか夜に一番勉強のやる気が出る子がいます。
いわゆる夜型というタイプかもしれませんが、受験期だけでも朝に集中できるようにしておいた方が、受験は有利です。
試験当日のパフォーマンスを向上させるためにも、朝起きてから実際の試験が始まる時間頃に、勉強の集中力が一番上がるようにしておく練習をしておきましょう。
受験直前のこの時期には、焦りや不安からどうしても勉強を詰め込もうとしてしまいます。
それでは勉強の質が悪くなるだけでなく、生活リズムや本番のパフォーマンスという面でも、周りと差がついてしまう可能性があります。
ある程度成長した高校生くらいなら夜遅くまで勉強していも大丈夫かもしれませんが、小学生なら早寝早起きが何よりも大切です。
小学生なら受験を経験するのは初めてでしょうから、保護者の方も無理をさせ過ぎないように配慮してみましょう!
受験まで残り少し。
悔いが残らないように、受験生たちと最後まで頑張りたいと思います!
【自由な学びが個性を彩る】
江東区東雲の塾なら、個別指導塾スカラフル!
楽しく勉強して、目標を達成しよう!